Hachioji.pm 日めくりテックトーク

地域PM遠征を支える技術 〜北海道/フェリー編〜

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...というわけで(どういう訳だ), Hachioji.pm Advent Calendarの4日目です.
@bool_foolにはお願いしてみたのですが, 「パワハラ!!!」と力強く断られてしまったので, 今日も私が担当致します.
今日は, 昨日宣言しました通り, フェリーを使った北海道への格安移動手段を紹介したいと思います.

さて, 関東から北海道へ向けてフェリーで移動する場合, 大きく分けて2つの選択肢が候補となります.
一つは新潟から日本海を経由して小樽へ向かうルート, もうひとつは大洗から太平洋を経由して苫小牧へ移動するルートです.
というわけで, 今回はこの2ルートについて紹介したいと思います.

日本海ルート

新潟から北海道を結ぶ船舶としては, 「新日本海フェリー」が新潟〜小樽航路を運行しています.
新潟から小樽への便は火曜日から日曜日に運航されており, 朝10:30に新潟港を出て, 翌日04:30に小樽に到着するスケジュールで運航しています.
小樽から新潟への便も火曜日から日曜日に運航されていますが, 日曜日とそれ以外で運行スケジュールが異なっていて, 火曜日〜土曜日は小樽を10:30に出発して新潟着は翌日06:00, 日曜日は19:30小樽発翌15:30新潟着, というスケジュールになっています.

もう1つ, 新日本海フェリーは新潟〜苫小牧東港を秋田経由で結ぶ便(日によっては敦賀始発・終着)もありますが, ダイヤが複雑な上, 秋田に寄港する分所要時間がかかるのでオススメしません.
加えて, 小樽〜札幌と苫小牧〜札幌で言えば, 明らかに小樽から札幌の方が移動しやすいので, 苫小牧に行く用事がないのであれば, 新潟〜小樽航路を利用するのが賢い選択だと思います.

太平洋ルート

一方, 太平洋から北海道へ行く場合, 「商船三井フェリー」を使う事になるでしょう.
大洗と苫小牧を結ぶ船舶を1日2便運行していて, 大洗発は18:30発〜翌13:3着と01:45発〜19:45着, 苫小牧発は18:45発〜翌14:00着と10:30発〜19:45着のスケジュールとなっています.

関西から北海道へ

一方, 関西から北海道を目指す場合, 「新日本海フェリー」の舞鶴〜小樽航路を使うのが便利です.
運休日はあるものの, 基本的には毎日運航しており, 00:05舞鶴発〜20:45小樽着と, 23:30小樽発〜21:15舞鶴着のスケジュールで運航しています.
特定日のみではありますが, 敦賀〜小樽航路や舞鶴〜苫小牧航路もあるようです.

また, 太平洋経由で「太平洋フェリー」を利用するという手もあります.
19:00名古屋発〜翌16:40仙台着, 19:40仙台発〜翌11:00苫小牧着と, 苫小牧19:00発〜翌10:00仙台着, 12:50仙台発〜翌10:30名古屋着, というスケジュールで運航しています.
太平洋側ルートとは異なり, 船上で2泊する必要はありますが, 太平洋フェリーの「きそ」, 「いしかり」及び「きたかみ」は船の内装やサービスが非常に良いので, 「慌ただしい日常から離れた, ゆったりとした時間」を過ごすには最適な選択肢になるでしょう.

船舶の料金

一番安い船室を選んだ場合, 閑散期であれば新日本海フェリー(新潟〜小樽)で6300円, 商船三井フェリー(大洗〜苫小牧)で8500円が片道の料金となります.
但し, 会社によっては(閑散期限定の場合が多いですが)早期予約や学割, 往復といった各種割引を適用することで, 40%〜50%の割引料金で利用できる場合もあります.

例えば, 新日本海フェリーの新潟〜小樽・苫小牧航路では, 現在「新潟寄港40週年プレシーズン割」というインターネット限定の割引を行なっており, 新潟〜小樽・苫小牧航路を往復で利用することで, 一番安い船室であるツーリストJが片道3,300円で利用できるようになったりします.
また太平洋フェリーの場合, 乗船日28日前までの予約で最大50%割引となる「早割」が用意されています.

料金や割引制度については, 時期によって変わることがありますので, 各社ホームページ等でしっかり確認するようにして下さい.

船舶利用時の注意点

船舶を利用する際に注意すべき点は, 「駅から港までの移動手段」です.
小樽港や大洗港は, 徒歩圏内になんとか駅がありますが, 新潟駅や苫小牧駅はバス等の公共交通機関を利用する必要があります.
駅から港まで, 或いは港から駅までのバスは, 便数が少ない(場合によっては, 利用できる時間に運転しているバスがない)場合があるので, 予約前に接続可能な公共交通期間についてしっかり確認しておく必要があります.
港からのバス路線等については, 各社ホームページに掲載されていることが多いです.

また, 商船三井フェリーでは, フェリーと高速バスの連絡切符を用意しており, 東京から大洗までと, 苫小牧から札幌, 小樽, 旭川の間を, 高速バスを利用して移動することができるようです.
このような企画を利用するという手もアリでしょう.

まとめ

簡単ではありますが, 船舶を利用して北海道へ向かう方法についてまとめてみました.
船舶の旅は, 利用する航路(と会社)によって, 発着時間や料金プラン, 割引制度, 船室のクオリティなど異なりますので, 事前に利用する会社のホームページで確認しておくことが大切になります.

船舶の旅は時間こそかかりますが, 航空機を使うよりも安い上, 鉄道よりも楽(乗り換えが不要)です.
何より, 船上で海を眺めながらゆったりとした時間を過ごす... というのは, 非常に心が落ち着くので, 精神衛生的にも良いです.

...ちなみに携帯電話の電波ですが, 案外繋がります.
以前, 太平洋フェリーで名古屋から苫小牧へ移動した際は, 青森〜苫小牧の一部区間を除けば, ほとんどauの3G回線を拾ってインターネットが使えました.

というわけで奇跡的にまだまだ続いているHachioji.pm Advent Calendar, 明日はなんと! 初めてpapix以外の方が執筆します!!!
明日の担当は@ytnobodyさん, 一体どのようなお話が聞けるのでしょうか. お楽しみに!

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2013-12-06 00:40
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